SHIINBLOG

引越の手続きのめんどくさとマイナンバー

数年ぶりくらいに引越しようと思ってるんだけど、

届け出の数と変更するサイトの多さにゾッとしている。

パッと思いつくだけでも

  • 郵便局
  • 銀行いくつか
  • 証券会社
  • クレジットカード何枚か
  • 住民票
  • 運転免許証
  • アマゾンとか楽天とかのオンラインサイト
  • 仕事関係の団体
  • 保険
  • 電気、ガス、水道、携帯
  • 年金と健康保険
  • 登記とか

IT革命とか言われてもう10年以上たつのに、

申請書を書いて、証明書類を添付して更新って流れが

全然かわってないことに絶句。。。

 

こういうの全部マイナンバーで出来るよねって思ったら

日本の生産性が上がらないのが当然な気がした。

 

で、マイナンバーが日本でなんで失敗したかを考えるんだけど、

番号を隠そうって発想が致命的に駄目だった気がする。

エストニアではマイナンバーは誰でも調べることが出来るけど、

ログがしっかり残るので、いつ誰が私のマイナンバーを照会したかが

わかるって仕組みだってどっかで聞いた。

関係ない人のプライバシーをのぞくのは犯罪なので、

他人の情報を意味なく閲覧することにはペナルティが課せられて、

それが制度がうまくいっている理由のひとつみたい。

 

  • マイナンバーの公開
  • 情報に誰がいつアクセスしたかのログと本人が閲覧できる仕組み
  • 閲覧されたことを本人に通知するメールアドレスの登録
  • プライバシーの侵害に対するペナルティ

くらいを達成するシステムつくってたら、

上の手続き全部不要だよね。

マイナンバーのところに登録して

銀行とかの住所変更のところには更新ボタンかなんかつけて

銀行のシステムから照会して情報の更新してもらえばいいじゃない。

 

これくらい誰でも思いつきそうなものだけど、

バカがシステムつくるとロクなことないな。

 

参考

横浜市の誰かが視察した報告書

http://www.city.yokohama.lg.jp/shikai/pdf/kaigai/29k2-2.pdf

総務省の資料

http://www.soumu.go.jp/main_content/000360918.pdf

Yahooニュース

マイナンバーの「先輩」エストニアにみる国民IDの実力 - Yahoo!ニュース